身長差のない恋人

北山さんを愛でる

ジャニーズと無縁だった私がジャニヲタになるまでの話

この前、ジャニヲタの友人と「いつ、何をきっかけにジャニヲタになってしまったのか」という話で盛り上がった。

 

 

ジャニヲタは大きく分類すると2パターンあると思う。

ジャニーズに囲まれて育ち、ずーっとジャニーズが好きで生きてきた人種(ジュニアの番組を当たり前のように見て、当たり前のようにジャニーズのCDを買い、担降りを繰り返してきた人)」と、

ジャニーズと無縁の環境で育ち、ジャニーズに興味がないというかむしろ苦手だったのに突然ジャニヲタになってしまった人種

 

私も友人も後者である。そして後者はとてもレアでありとても興味深い。

 

その友人がジャニヲタ開花したときのことが気になって質問攻めしたのだが、少し抜けているヤツなので「あははあはは全然わからない!」とアホみたいな答えしか得られなかった。

なのでとりあえず自分のことを振り返ってみることにした。

 

 

私は小学校卒業間近(2004年3月頃)に突如嵐ファンになり、それから現在まで嵐ファンである。

  

 

私のざっくりとした説明

ジャニヲタになる前の私について

・ミーハーな母親はなぜかジャニーズを貶すことが多く、その洗脳があったからか私もジャニーズを嫌う傾向があった。

・とてつもなくテレビっ子で、ドラマやバラエティーはほとんど見ていた。(録画もして)

・小さい頃から常に何かにハマっていないと気が済まない性格で、嵐にハマる前は槇原敬之宇多田ヒカル、ディズニーなどにハマっていた。好きになると徹底的に調べ徹底的に情報を入れる性格なので周り見れば完全にヲタクだっただろう。

 

以上、ジャニーズ嫌いな家庭で育ったミーハーでヲタ気質な人間だということがお分かり頂けただろうか。

 

 

私と嵐の出会い

ハワイでの結成会見を流し見していた。なんの感情も抱かなかった。(小2の秋)

 

 

私と櫻井翔の出会い

嵐がデビューしてすぐ、あれほどジャニーズを小馬鹿にしていた母がテレビ誌の櫻井翔を私に見せながら「この子は可愛い 頭もいいみたいだし」と褒めたのだ。そのときは櫻井翔よりも母親のその発言が衝撃的でしばらく引きずった。

それから何時間経っただろうか。気づけばそのテレビ誌に手を伸ばしている自分がいた。

 

これが櫻井翔か…

めっちゃドストライク…(顔が)

 

 

 

気になる櫻井翔

2001年(私が小4)「天国に一番近い男」に櫻井翔が出演していた。

天国に一番近い男-教師編- DVD-BOX

久しぶりに見た櫻井翔の顔はやはりドストライクだった。

 

ちょうどその頃、友達に「何かいい人(芸能人)いない?」と聞かれ、咄嗟に「櫻井翔! 天国に一番近い男見て!」と答えていた。

数ヶ月後、その友達が櫻井翔のジャンボうちわにキスしていた光景は今でも鮮明に覚えている。 

 

 

子供ウケの悪い櫻井翔

小学生にありがちな「〇〇くん(ジャニ)は私のもの!」という謎のアピール合戦。私はなんの迷いもなく「嵐の櫻井!」と答えた。

すると、「えー櫻井微妙じゃん」「この前のジャニーズ運動会でも足遅かった」「ダサい」などとびっくりするほどの低評価がぶつけられた。それがショックでその後しばらく「櫻井翔が好き」という気持ちを封印することとなる。

今思えばその封印こそがジャニヲタ爆発の引き金になっていたのかもしれない。

 

 

 

櫻井翔のビジュアル高低差ありすぎ問題

櫻井不人気の私のクラスでも櫻井主演の「よい子の味方」は流行った。

よい子の味方 新米保育士物語 DVD-BOX

私も毎週楽しみに見ていた。だが、そのよい子の味方櫻井翔のビジュアル高低差ありすぎ問題に初めて直面することになる。(今となっては慣れっこだが)

 いつもラストのシーンで泣きじゃくるシーンがあったのだが、その泣きじゃくる顔は数秒前のイケメンリス顔とは全くの別物だったのだ。櫻井翔の顔が好きなだけの小学生の私には到底抱えきれない問題だった。

そしてまたしばらく櫻井翔離れが始まる。

 

 

プライドが邪魔をする

嵐がちょいちょいメディアに出るようになり、ちょいちょい見るようになった。やっぱり櫻井翔が気になる。気になりすぎる。

それと同時に嵐の曲も気になり出した。「とまどいながら?言葉より大切なもの?いい曲に感じるのは気のせい?」でもCD買うなんてありえないし、テレビ番組を録画するなんてもっとあり得ない。私の謎のプライドが許さなかった。

 

 

PIKA☆☆NCHI DOUBLEとの出会い

これこそが最も重要な出会いとなる。(2004年1、2月頃)

この曲を歌番組で初めて聴いたとき、「なんだこのいい曲は!!」と衝撃が走ったのだ。もう抑えられなかった。

  

 

初めての録画

封印した扉の向こう側で暴れだした櫻井翔と、私のツボにガッツリとハマったPIKA☆☆NCHI DOUBLEのせいで理性がきかなくなった私は、親に隠れて嵐が出ている番組を初めて録画することになる。(HEY!HEY!HEY!スペシャル)

親が寝静まったころ、まるでAVでも見るかのようにドキドキしながら何度も再生した。

 

 

初めてのCD

これも鮮明に覚えている。早帰りの日、「一緒に帰ろう」と声をかけた友達がPIKA☆☆NCHI DOUBLEのCDを持っていたのだ。全身に緊張が走った。

 

「(宇多田ヒカルやディズニーしか興味ないオーラを出していた私が嵐のCDを借りるなんてありえない…でも借りたい…今すぐCDで嵐の曲を聴きたい…目の前にそのCDがある…!)それ!!か、借してっ!!

その友達は驚いていた。

(私の迫力に驚いていただけかもしれないが)

 

  

狂ったようにリピート再生

PIKA☆☆NCHI DOUBLEのCDを手に入れた私は颯爽と家へ帰り、自分の部屋引きこもり、ひたすらひたすらリピートし続けた。

1つの曲をこんなにリピートしたもの初めてだし、こんなに飽きなかったのも初めてでそんな自分自身に驚いた。

お昼頃帰宅し、それから親に「夕ご飯よ〜!」と呼ばれるまで、ベッドにうつ伏せになったまま死体のように全く動かない状態でひたすらリピートしていた。どうかしていた。

 

   

初めてのヲタ誌

母と本屋に行ったとき、嵐が表紙のMyojoを発見する。ジャニーズまみれのこんな雑誌があること自体知らなかった。

母親の目を盗んで立ち読みした。自分のなかではエロ本と同じ分類だ。もはや少コミだ。でももう抑えられなかった。

 

母「何か買うの?」

私「あ、うん…気になるのあったから買ってきちゃうね(動揺)」

母「お母さんも買うものあるから一緒に払っちゃうよ」

私「(なんやその一緒に払うシステム…マジでやめてくれ…)」

母「??? それ買うの?」Myojo見つかる

私「うん!櫻井かっこいいなって思って!」白状

 

帰りの車のなか、月明かりに照らされたMyojo表紙の櫻井をじっと見つめていた。

(早く明るいところで見たい…一刻も早く…)

 

 

母に初めて嵐を聴かせてみる

嵐を好きになるにつれ、嵐の良さを周りに伝えたいという気持ちも大きくなっていった。

車のなかで流すMD(懐かしい響き)にいろんなジャニーズを入れ、そのなかに嵐も入れてみた。他のジャニーズは所詮カモフラージュだ。

 

予想通り次々とジャニーズを貶す母。次は嵐…

母「嵐はジャニーズのなかでは好きな方だわ。曲もいい。」

やったよ〜!!お母さんやったよ〜!!

 

 

ジャニヲタになるための最後の壁 〜母〜

私の櫻井翔への愛はもう来るとこまできていた。もうジャニヲタだ。もう守るものはない。

ただ完全にジャニヲタになるには一番の理解者である母の許可が必要だった。母に隠しながらヲタ活動をするには限度があり、完全なジャニヲタになることが阻まれる。

母が嵐に対してさほど抵抗がないことや櫻井翔が好きなことは数々の実験により証明されてきた。よし、今だ。

 

カミングアウト

嵐の番組を見せながら

私「嵐好きなんだ」

母「嵐いいよね」

私「すごい好きなの

母「え?そんなに?いつの間に?」

私「お母さんジャニーズ嫌いだから言えなくて」

母「嵐は好きだよ 櫻井はお母さんの方が先に目付けてたからね!」

どうやらあっさりと受け止めてくれたようだ。

 

この一年後に

母「あんたまだ嵐のファンクラブ入ってないの!?!?いい加減入りなさい!!コンサート行けなくなるよ!!(怒)

となるとはこのときはまだ誰も予想していない…

 

 

初めてのコンサート

カミングアウトしてから数ヶ月後、嵐ヲタになったつもりでもまだふわふわしていた。いつの間にか嵐ファンになっていた母と嵐の番組を見ていたら

櫻井「嵐コンサートツアー2004!申し込み受付中!」

(この頃はファンクラブ会員じゃなくてもチケットとれた)

 

私「(コンサートかぁ…)」←そこまでコンサート熱はない

母「申し込みなよ!仙台行けるでしょ!!

私「へっ!?!?!?」

 

そして無事当選し、人生初のジャニーズコンサートへ行き、母も私もそれから10年以上嵐ファン(ヲタ)を続けている。ジャニーズのコンサートとは、行ってしまったら何かが終わり何かが開花するものだ。

 

 

10年以上も前のことなのにいろんな出来事を鮮明に覚えている自分に驚いた。今までの自分じゃない自分がどんどん出てきて、その一つ一つが新鮮でとても印象に残っていたのだろう。

今でもあの頃の気持ちを思い出してキュンとしたりセンチメンタルになったりする。私の人生にたくさんの刺激を与えてくれた嵐にはとても感謝している。

 

そしてこんな私を虜にした櫻井翔の顔にも感謝している。

今はジャニヲタの欠片もない人たちをこれからもその顔でジャニヲタへと引きずりこんでいってください。そしてこれ以上太らないでください。